どうしてもがっかりクオリティ。
駄目だ……どうやっても画家エンドのイベントが発生しない……えーどうしよ、もうトゥルーエンドのイベントが始まっちゃってるんですけど……このイベント達成してしまうと、強制的にトゥルーエンドになるらしいので、どうしても先に絵画イベントをやっておかないといけないんですよ。
何か見落としがあるのかなぁ……まあそこまでやり込んでないし、やってない事はたくさんありますね。トロフィーでも集めてみるか。何かよくわからない条件があるのかも知れないし。ぐわあぁコンビネーションアタックがめんどくさい。ゲージ溜まる前に敵を倒してしまうし、ゲージ溜まるまで待ってるとこっちが倒される。防御・回復アイテム大量に持ち込むしかないですね。
バトルミックスも……これまで全然使ってなかったので、一気にやろうとすると大変です! アルケウス・アニマがあっと言う間になくなる。双子のどっちかでしか発動しないやつがある。リディーは先制取ればそれだけでバトルミックス使えますが、スールはアイテムで敵にダメージを与えないと発動しない。アイテムが強すぎてバトルミックスまでいかない!
もう、バトルミックス発動のためだけに『ライトニングスロー・永久機関』のうに袋作りましたからね……これなら序盤の敵だろうと倒さずにバトルミックスまで持ち込めます。あとアルケウス・アニマはざわめきの森で回収。アイテム採取で増えるので、アイテムの方は全廃棄です。下手に後半の絵画でやるともったいなくて出来ないから。ざわめきの森がいいです。
は〜クソめんどくさいやつも全部取ったぞ! 後は全レシピ発想と全アイテム作成……つまり絵画イベントを発生させないと達成出来ないやつ! 詰んだ。もうどうしようもない。最後の手段……『リディー&スールのアトリエ 攻略 エンディング』で検索じゃ〜!
……なるほど絵の具の調合! 絵画の修復に使うイベントアイテムだから、まず二度と作らないやつじゃん! 盲点だった……調合したら無事イベント発生、とんとん拍子に進みました。はー、これでトゥルーエンド行ける。
つまりトゥルーエンド条件の『全てのエンディング条件を満たす』は嘘だって事ですね。まあこの辺はゲーム側があやふやだから……いつもの事です。マリーとかエリーの頃からそう。イベント条件がはっきりしない。
トゥルーエンドの条件……多分、野望ノートのコンプリートは入ってると思うんですよね。発生したタイミングがそのあたりだったので。別にコンプリートするつもりはなかったんですが、これ出来そうだなっていうのをぼちぼちこなしていたらいつの間にかコンプリートしてました。急にトロフィーが取れてびっくりした。
あっ、トロフィー集めはエンディングには全然関係なかったんですね! 骨折り損とまでは言わないけどただの副産物だなこれ。まあ、結構コンプリートはしやすいシリーズです。やさしいよ。
クリアしました! まあトゥルーエンドのイベントもほぼ終わってましたしね……スキップ出来ないスタッフロールを見てクリアデータをセーブするだけです。まあスキップは出来ないんですが、エンディング曲は何回か聞かないとメロディのモチーフまで気づけないので……どうせExtraで何回も聞くんだから別にいいかなって。
トゥルーエンドはお母さんを絵の中に固着させる事に成功したんですが、その後どうなったのかは一切触れられませんでした。ソフィーやフィリス達と一緒に旅に出て、錬金術の黄金時代を築く事に貢献した……と語られるのみ。
ただ、ニュアンスが『遙か昔のかつての時代』っぽく語られたのがちょっと気になりますね。今はもう違うって事でしょ。やっぱり錬金術の濫用から環境の悪化を招いて、黄昏シリーズみたいな世界になっちゃったんじゃないかな。そう考えると、これがグッド=良いエンディングではなく、トゥルー=真実のエンディングと呼ばれているのも深いなと。
死者を引き留めるような摂理に背く事に錬金術を使わずにいれば過度の繁栄からの衰退を招く事もなく、世界にとっては良い=グッドエンディング。錬金術は人の願いの力、というのが作中何度も示されますが、何でも願いを叶えるのが幸せかと言ったらそうじゃない。身を滅ぼしかねない、人の手には余る力だというのが錬金術の真実=トゥルーエンディング、なのでは。
クリア後にBGMをじっくり聞き直すのもシリーズのお馴染みとなりました。えっリディーとスールでBGM変わるとか文字通り聞いてないんですけど! 2周目はスールでやるって決めてたけど、早く聞きたいですね。ギャラリーで聞くのとゲームしながら聞くのではまた違いますから。
は〜やっぱり名曲揃いですわ〜。挿入歌がまたいいんですよね。絵の中の家族旅行のBGMとファルギオル戦のBGMが好きです。特に家族旅行。間奏のピアノとストリングスが、お母さんとお父さんみたいじゃないですか? お母さんのピアノに寄り添うお父さんのストリングス。親父のテーマもチェロ?ですし。音楽そこまで詳しくないので正確にはわかりませんが。父親のテーマでチェロはずるい……。
OP曲もなんか時々全然違う歌詞が同時に歌われてない? と思ってたら所々シンクロしつつ違う曲を同時再生してたとか……あのそれ作るの滅茶苦茶難しいやつじゃないですか? よくそんな無茶な事出来たな……アトリエのサウンドはいつも良いと思ってますが、今回良い通り越して凄いですよ。
ゲーム終わった時点だとちょっと……今回もちょいちょい惜しかったな……って思うんですけど、この最後のBGM一斉再生でものすごい盛り返してくるんですよね……アルバムCD買うくらいの価値はあります。ゲーム本体+サントラだと思うとものすごいお得なんですよアトリエは。
ゲーム通して印象が強かったのはやはり、クソ親父ですね。本当に駄目な……本ッ当に駄目なクソ親父(強調)だけど、じゃあ取り替えるかって双子ちゃんにきいたら、多分駄目でも今のお父さんがいいって言うんだろうな……しょうがないな……親父の方を最低限親の義務をこなせるまで矯正するしか……。
クソ親父の何が駄目って、まず冒頭双子ちゃんが稼いだお金を使い込んでるじゃないですか。あれ、経済的虐待ですからね? 現実に親なり保護者なりにそういう事をされてる未成年の方、教師、児童相談所、弁護士、警察、誰でもいいので周りの大人に相談してくださいね。
クソ親父自身も妻を救えなかった事に苦しみ続けているのだとしても、それで娘たちに対する保護責任が軽くなる訳ではありません。親の苦しみは子どもを苦しめていい理由にはなりません。もし保護者が子どもの稼いだお金に手を付ける理由として『生活が苦しい事』を挙げたとしても、子どもの稼いだお金はその子ども自身の財産で、使い途を決める権利があるのも稼いだ子ども自身です。家族であっても奪う事は許されません。
子どもに親を養う義務はありません。未成年の子どもなら尚更です。自分の権利を知る事は自分の身を守る事です。知ってください。親・保護者は絶対ではありません。もし保護者が本当に困っていて子どもに頭を下げて頼んだとしても、子どもはそれを断って良いのです。保護者が本当に困っているなら頼るべきは行政や制度であって、未成年の子どもではありません。
前作でも冒頭でフィリスが鉱石拾いの児童労働させられてましたし、シナリオライターの倫理観に問題あるんじゃないですか? 本来なら『これは虐待にあたり現実では許されません』って作中で言及すべき事だと思うんですけど。
クソ親父に関しては娘より妻を優先してる所がほんと駄目ですね……しかも、生きてる娘より死んだ妻に(と言うか救えなかったという後悔に)足を取られて身動き取れなくなってるのが……確かに親父も苦しんでいるんでしょうが、それでも果たすべき義務が目の前にあるのに満足にこなせないなんて、人間として生きてる価値あるか? というレベル。
念のため、これは個人的な感想であって、他者に同調を要求するものではないです。どうしてこんなにこのクソ親父を受け入れられないのかなという自己分析の結果。悪い所ばっかの人間でない事はわかるつもりですが、それでも拒否反応の方が先に出るのは何でだろうと思って……多分、私は『親』という存在に対して特別厳しいんでしょうね。
お母さんに対してはあんまり何も感じないのですが、これは多分お母さんがもう死んじゃってるからだと思います。死んだのはお母さんの責任じゃないし、死んだ人にはもう何も出来ないじゃん? 生きてる人間だけで何とかやってかなくちゃ。だから生き残った親父の責任100%なんですよそこは。『親は死ぬまで親』というスタンスだから、死んだ事でお母さんは親カウントからは外れてるんでしょうね。もう義務は果たした。
さて、そろそろ2周目に行きますか。ファルギオル再戦とソフィー戦はクリアしてないけど、どうもかなり状況を調えた上でDLCキャラまで使わないと無理っぽいし、勝っても特に引き継げるような特典はないのでやらなくてもいいかなと。
多分この2つ、アップデートで追加された……つまり、クリア済みプレイヤー向けのやり込み要素ですよね? システム上クリアしてなくても挑戦出来てしまうので、結果として初見殺しとして働いてしまっているだけで。
私は別に戦闘をやり込む事には興味ない(装備やアイテムを作り込むのはあくまでストーリーや素材集めを楽に済ませるため)ので、ファルギオル再戦とソフィー戦はすっぱり切り捨てます。今さら強ボス倒して達成感得るような歳じゃないんで……もう少ない時間を効率的に使っていかないと、積み上げてるゲームを遊びきれないんですよ。
では2周目! 今度はスールをメインに進めます!
フィールドアクションが……リディーは従来と同じ杖スイングなんですが、スールはキックなので当たり判定がわかりづらい! そうだー、だからずっとリディー使ってたんだった……見た目よりは判定広いので、慣れてくれば何とか。
1周目の経験も踏まえて、コルネリアのお店に登録するアイテムも少し変えました。蒸留水は一度作ってしまえば手動でも品質999成分量最大のものを量産出来るので、他のものに登録枠を使いたいです。ジェットは『植物』カテゴリの中では唯一作れるアイテムなので、品質999で登録しておくと何かと便利です。めっちゃ高額になるし、特性と成分量を盛るのは終盤じゃないと無理ですが。
あとは終盤にならないと作れませんが、『地球儀の玉』も便利です。『木材』で『魔法の道具』。釣り竿なども『木材』なのですが、装備アイテムなので登録は出来ません。他の『魔法の道具』は使用アイテムが多く、付けられる特性が限定されるので地球儀の玉がベターです。
1周目ではあれほど必要としたハルモニウム・ヴェルベティスですが、装備を引き継いでいるため2周目ではほぼ必要ありませんでした。そんなもんか。それよりは深紅の石を登録しておいた方が便利かも知れません。これを買って増やせれば、ハルモニウムも賢者の石も安定して作れます。
今回はファルギオル再戦が出てくる前に依頼をこなして、早めに特殊特性をゲット。まあ、既にあるので使わなくてもいいんですが……3つのうちどれか捨ててパラメータ系と付け替えてもいいかなと。逃げる確率アップとかあんまりいらないんですよね。
もしかしたら共鳴の全・真理より強い特性があるかも……とテルミナマラソンを始めたんですが、テルミナのレベルが160になったあたりで先制攻撃をもらうようになり、そうなると一撃死させられてしまいます。戦闘難易度EASYなのに。こちらのレベルは最高でも100ですし、テルミナLv.200には流石に勝てなくなるのでは?
共鳴の全・真理の上位特性はまだ出ていません。と言うか、1周目で手に入れた『魔物の天敵』も出てない。うーんこれは……いい特性が出るまでロードを繰り返した方が良かったかも知れません。後の祭りですが。こうなるともう周回して頭からやり直さないとレベルリセット出来ないんですよね。
それほど難しくはないものの、各話の課題や野望をこなすのは結構な手間です。あるかどうかもわからない特性のためにもう1周するかなぁ……別になくてもゲームクリアには問題ないんだし。今の所、『見つからなかった』でいいか。
1周目では思い込みから色々便利になっている部分に気付かないまま進めてしまったので、キックが少々使いづらくてもトータルではサクサク進みます。やっぱりアイテムの作り方わかってると違いますね。調合自体もですけど、必要な特性がどこで手に入るかも知ってるので。
必須の重要な特性、ほぼ店売り素材に付いてるんですよ……出てくるまで探さなくていいんです! 品質はルーシャのアトリエにあるし、安値はコルネリアの店にあります。特にルーシャの店で買える素材はストーリーが進むごとに成分量も多くなり、ここの商品を上回る成分量となると多分絶界でなければ安定しては出ないんじゃないでしょうか。
ごく稀にとか厳選すれば夜明けの大地くらいから成分量の多い素材も出ますが、確定・安定で手に入る=外道の始末をしなくていいので、お金さえあれば買って済ませた方が楽です。そのお金も、1周目で手に入れた特殊特性つきアクセサリーがあれば気兼ねなく使えます。これが1周目と一番違う所かも知れません。お金の心配がない。
消費アイテムを引き継がなくなった(少なくとも黄昏シリーズまでは引き継げた)せいで毎周作り直さないといけなくなって面倒が増えた……と思っていたのですが、この重要特性が店売りされている事によって作り直しの面倒はかなり軽減されています。無料DLCまで使えばもっと楽になります。
やはり調合はアトリエシリーズにおけるゲーム性の中核、それをすっ飛ばすようなシステムは存在意義にも関わってくるので、簡便にするのが必ずしも良いとは言えません。きちんとプレイヤーに調合させつつ、どう面倒を省くか。では何が面倒だとプレイヤーに感じさせてしまっているのか。それはおそらく特性探しである、という答えに辿り着いたからの、特性店売りなのだと思います。
こういう改善の仕方を見ると、本当にゲームシステムは根本的な部分までしっかり考えて作られているんだな〜というのを実感します。まあ、ソフィーとフィリスを習作と考えると、ここで挽回出来なければ無能のそしりは免れないでしょうが……特にフィリスはメインテーマに据えた『旅』がゲーム性の足を引っ張るという大ポカをやらかしていますからね。
そういう意味では今回のメインテーマ『絵画』がどれだけゲーム性に影響を与えていたか、と考えると……不思議な絵画である必然性はどうだったかな? ちょっと疑問です。従来と同じ形式の採取地もある訳ですしね。行き来に日数がかからないのは絵画の方が便利ですけれども。どうしてもこのゲームが不思議な絵画でなければ成り立たなかったか……というと、そこまでではないのでは?
戦闘中の絵画世界の特殊効果も、どっちかと言うと面倒の方が大きくてないならない方が良かったかな〜……と。そうですねー、絵画効果を書き換えるんじゃなくて『なし』にするアイテムもあれば良かったかな。『不思議な絵画』の特性はプレイヤーにとってプラスマイナス大体とんとん、だったら別にいつもの採取地だけで良かったのでは? あってもなくてもそんな変わらないなら、ない方がシステムはすっきりするのでは?
現実ではない絵画の世界にする事で採取できる素材に幅を出せる、という利点はありました。フィリスの故郷でなければ手に入らないエルトナ水晶も、絵画の世界でなら無理なく出せます。が、逆に言えばエルトナ水晶以外に『絵画世界でしか手に入らない』事に納得感のある素材がない。何だったら前作まではその辺で普通に採れた素材ですしね。
前作フィリスでは空飛ぶ船でないと行けないような場所なら特別な素材も出ましたが、不思議な絵画は序盤から行けるせいでそういう特別感も薄いです。『不思議な絵画』はシステム面では上手く機能してなかったかな〜。シナリオ面ではまた別で。
何だか、上手く働いている部分とそうでない部分がわりとはっきりしているんですよね。調合周りなどはかなり改善されているんですが……前作前々作から引き継いで登場する要素は改善されているんですが、今作で変えたり新しく入ってきた要素は上手く機能してない印象です。
まとめてみると、
・調合
成分量と効果発現の関係がわかりやすくなった。また前作ではそれほど必要ではなかった触媒がほぼ必須の存在になり、かつ種類と入手量も豊富に。加えて活性化アイテムの導入で調合の自由度が大幅に上がった。
活性化アイテムで成分色を変化させられるようになった事、店売り素材の高品質化で調合の準備段階である『必要な特性を集める』『必要な成分量を持った素材を探す』という手間がかなり省け、調合そのものに集中出来るようになっている。
・移動探索
前作にあったファストトラベルや飛行船は廃止されたが、ワールドマップから直接採取地を選ぶ形になり採取地への移動の手間はなくなった。採取地内はそれほど広くはないものの、特定のマップでしか採れないアイテムもあるため面倒さは感じる。
終盤になるほど、道が狭く戦闘を避けづらい事のストレスを強く感じるようになる。序盤は戦闘で手に入る経験値やアイテムも必要なのだが、それらが必要なくなった終盤でも完全に回避する方法はない。
絵画世界特有のエフェクトが邪魔。特に天海の花園は絵画世界共通のエフェクトにこの絵画固有のエフェクトも加わり、小型の敵や採取ポイントを見付けづらい。画面がチカチカして目が疲れる。
街中の移動は、行った事のない場所でも開放さえされればショートカット移動出来るので便利。
・採取
採取量自体は問題ないのだが、採取ポイントによっては見付けづらく、移動の邪魔になる事もある。また店売り素材の高品質化に伴い、採取の必要性は薄れている。終盤は不要なアイテムが大量に手に入る弊害が大きくなる。
レア採取ポイントのみの採取で十分だし、最終盤はそれすら不要になる。
・ショップ
商品の品質と成分量が大幅に向上。『品質上昇』『安値』『魂削り』『魂宿り』など重要特性も買える。
調合で作れない活性化アイテムも高価だが買える。安定入手の方法としてはほぼ唯一。
一部のショップは街の全体マップには表示されず、営業開始の時期や営業時間も不明で買い物がしづらい。商品のラインナップが変わってもアナウンスがない。
・戦闘
バトルミックスは双子を後衛に回さないと使えない=比較的使えるアイテムの少ないキャラを前衛に置かなければならない。かつ、使用にはアルケウス・アニマが必要で、無限には使えない。双子のアイテム自由度を犠牲にするほどの強さではない。
コンビネーションアーツは組み合わせが限定され、発動にも条件があるので活用出来る場面が少ない。実際発動させるためにかなり無理をしたし、最終的な編成では一切発動しない組み合わせになった。メインの戦術に組み込むには威力や利便性が足りない。
絵画世界での戦闘特殊効果にはメリットとデメリットの両方があり、それらがない現実世界での戦闘もあるので絵画世界での戦闘を相対的に面倒に感じてしまった。別の効果への書き換えも出来るが全ての効果にデメリットがあり、大きな面倒を小さな面倒に変える程度のものでしかない。
絵画効果で明確に弱体化するのはストーリー上のファルギオルだけ(再戦では弱体化しない)。それ以外では常にプレイヤーがデメリットに対処しなければならず、プレイヤーに面倒を押しつけるシステムになってしまっている。
……こうして見ると……改善と悪化がとんとんだったり、悪化の方が大きいシステムが多いですね……あとバトルミックスとコンビネーションアーツはほぼ死んでる。使えないって訳じゃないんですが、それ以上に錬金術士がアイテム投げるのが強いし、アルトの後衛スキルが強すぎるんですよ。
ただ、アトリエシリーズの中核である調合はかなりの改善を見せているので、全体の印象は悪くないです。プレイ時間の大半は調合に費やすんだから、正直そこさえしっかりしてれば他は我慢出来ます。シナリオや戦闘のために買ったゲームじゃないからな。
色々と至らぬ点はあれど、調合とかわいい女の子たちの二点集中豪華主義ゲームとしては及第の出来ではないでしょうか。またしてもギリ赤点からの救済合格。もう仕方ない、これがガストクオリティなんだ、ここまで来て変わらないのならもう諦めるしかない……。
……ん? そう言えば……ナザルスさん結局出て来ませんでしたね? ちょっとおぉ、みんな決着つくんじゃなかったのかよ!? ジュリオ出て来い! 騎士団長に収まったのは知ってんのよ、マティアスが言ってたから! ナザルスさんどうしたのよ! 教えてよ!
もぉ〜……ソフィーの頃からずっと気になってたのに、まさかの音沙汰なしとかさ……がっかりもいい所ですよ。回収しないならネタばらまくのやめてくんねぇかな。もしかしてDLCの追加キャラ買わないと出て来ないとか? 前々作でネタ撒いておいて解決編は追加料金とか最悪なんですけど。
まあ、そこまでの最悪な仕業は流石にしないでしょう、流石に……ナザルスさんの事はうっかり忘れたんだという事にしておいてあげましょう。はぁー……何だか締まらない終わり方になりましたね。まあ仕方ない、そういうちょっと足りない所のあるシリーズです。多くを期待してはいけません。少なくとも調合は面白いし、女の子たちはとてもかわいい! あと音楽も良い。
期待していいのはそれだけです。それ以上はいけません。終わり!