タイトル画面と都市の状況が連動しているので、それも考えて施設を作る楽しみもありますよ!


序文

 88ターン目でのゲームオーバー。それが『アトリエ』シリーズ20周年記念作品で最初に迎えたエンディングでした。ああーっ暗い出だしだからって回れ右しないで! こうなったのはゲームが悪いわけじゃなくて、完全にプレイヤーの私に原因があるんだからさ!
 端的に言って勝手がわからなかっただけなので……即座に2周目始めて、次はちゃんとベストエンディングに行きましたよ! そうですね、ゲームオーバーの原因はこれ……『いきなりベストエンドを狙った事』だったかも知れません。
 順を追って書きましょう、このゲーム『ネルケと伝説の錬金術士たち 〜新たな大地のアトリエ〜』が、どういうゲームなのか。

 このゲームは『アトリエ』シリーズに連なるものの、主人公のネルケは錬金術士『ではない』ので、自身で調合を行う事はありません。ネルケの仕事は都市の経営者、錬金術士たちにお仕事を発注する側です。錬金術士たちの力を借りて都市を発展させる事がゲームの目的です。
 調合が出来ないなんて、それはアトリエと言えるのか? そういう懸念がなかったと言えば嘘になります。結果的に……アトリエシリーズを名乗っておきながら、調合が出来ない事には賛否両論あると思います。ですが、私はこのゲームは十分以上に楽しめるものであったと、ぶっちゃけた話私と相性抜群の最高に面白いゲームだった(※個人の感想です)と確信を持って言えます。
 この感覚、実は過去のアトリエシリーズでも似たようなものがあって、エリーのアトリエがそれに当たります。エリーはアトリエで自活しないといけなかったので。依頼をこなさなければ参考書も買えず、試験をパス出来ません。『アトリエを経営する事』が『調合を続ける事』と連動していたんです。
 今作はその『アトリエ経営』の部分を強化して調合を省いたようなプレイ感です。だからいつものアトリエシリーズだと思って買うと驚くかも知れません。パッケージや公式サイトの説明をよく読んでから買って下さい。

 それでは、お話の続きはネルケの任地、ヴェストバルトにて。


プレイ開始〜課題1:10ターンまでに人口を100人以上にする
サブ課題:ビア10個の販売、食品店で1000コール売り上げ、訪問2回

 インストールしてゲームを起動する前に、インターネット環境が整っているならPlaystation Storeにアクセスして、無料ダウンロードコンテンツをインストールしてください。これにより17名のキャラクターが追加で配属されます。とにかく働き手がいなければ都市経営が出来ないので、いきなり17人追加出来るのは大きいです。有料のシナリオパックも購入すれば更に人数を増やせますが、そこはお好みで。
 とにかく環境があるなら絶対にガスト25周年キャラクターパックをダウンロードしてくださいという事です。無料のスタートダッシュ、使わない手はありません。あえて使わない縛りプレイもありかも知れませんが、その場合は追加の人達に仕事を割り振らなければいいだけです。
 ……実を言うと私はこの無料追加キャラにアーシェスがいたから買っちゃったんですよね……だってアーシェス好きだもん。シナリオパックも購入済みです。いや、これは純粋に追加シナリオが気になって仕方なくて……ゲーム人生で始めてシナリオのために課金しました。すごく良かったです。すごく、良かったです。詳しくは後でね!

 最初の課題はまだチュートリアル、絶対にクリア出来ます。まずは今作のシステムに慣れましょう。ゲームはターン制で進行します。『平日』に1ターン分の仕事の指示を出し、『休日』に仕事の準備となる研究や探索を実行する、という具合で、100ターンでゲームクリアとなります。100ターン過ごすだけでクリアです。
 と書くと簡単なように思えますが、この『無事に100ターン過ごす』というのがなかなか……新米管理官には難しかったりします。まあ、私の失敗も含めて書いていくとしましょう。
 ゲームオーバーの条件は2つ。『規定ターンまでに課題を達成出来ない』『住民からの支持率が0になる』このどちらかを満たしてしまうとゲームオーバーです。支持率は都市の緊急事態に対処しなかったり、赤字経営が続くと下がります。黒字を3ターン続ければ上がるので、支持率でゲームオーバーになる事はまずないと思われます。
 お金稼がなきゃ開発は出来ませんからねぇ。平日のお仕事で最も重要なものは施設の建設です。まずはハコモノというのは現実と変わりません。ハコがなきゃ人も呼べないんだよ! マス目に施設を配置していくのですが、好き放題に詰め込める訳ではありません。施設はその『正面』が『道路』に完全に接していなければ建設出来ません。
 初期状態の『道路』は限られるので、『小路』をひいて建設出来る範囲を増やすのですが、この『小路』も配置に1マス必要です。どう配置すれば効率良く施設を詰め込めるのか、小路をひいたら施設が入らなくなった……などと楽しく悩む事になります。

 序盤で建設出来る施設は小さく、安く、建設に必要なターンも短いものばかり。次のターンには利用可能になっていますが、後々建設までに複数ターン必要な施設も出てくる事は覚えておいてください。全ての施設が即次のターンで利用可能になるわけではありません。……こういう事を書くという事は、私はそれで失敗したという事です☆
 施設を建設したら、そこで働いてくれるキャラクターを配置しなくてはいけません。ここは初期状態のパメラさんで大丈夫。ですが、ダウンロードした人達の中でもっと適性の高い人がいたら交替です。特に食料品店なら騎士など戦闘職にある人が得意だったりします。……何で?
 施設が増えれば必要な人員も増えていきますが、絶対に人を配置しないといけないのはショップだけ。栽培地には各種1〜2人ずつの配置で問題ありません。人員が最も必要な仕事は他にあるので。後述。

 休日の行動は主に『訪問』と『調査』の2つ。『研究』は条件が揃わないと進められないので、後回しでもいいです。『訪問』はキャラクターとの仲を深めるイベントで、友好度が上がったり経験値が入ったりします。友好度はメインのイベント進行にも関わる重要な数値です。
 こちらも無制限に行える訳ではなく、12あるゲージを消費して行います。『訪問』は1回につき2ゲージ消費。つまり休日1回につき、6回まで訪問が可能です。が、全てのゲージを訪問に費やすのはあまり良い選択ではありません。
 『調査』はゲージ全てを消費してヴェストバルトの外に出て探索する事です。これをやらないと素材が集まらず、調合が出来ません。また調査地の踏破によって次の調査地を解放しなければ新しい素材が手に入らず、ストーリー進行に必要なアイテムも作れません。何はなくともまず調査です。
 かと言って訪問を完全に置き去りにするわけにもいかない(調査に同行可能なキャラクターも、一度訪問しないと解放されない)ので、訪問1〜2回の後調査に出かける、あたりのバランスがやりやすいかと思います。とにかく、調査1回で踏破して次の調査地を出すのが目標です。

 調査地では素材が手に入る通常モードと、素材は手に入らず戦闘時不利な状態で始まるものの高速で移動出来るダッシュモードがあり、R1で切り替えます。ゲージが12フルにあれば通常でも踏破出来ますが、訪問してから調査に出た場合は適宜ダッシュモードを織り交ぜていく事になります。
 調査ルートを解放するにはお金を払う必要があります。他にも追加料金でパラメータにボーナスがもらえたり、戦闘後にHPが回復したりするようになるので、必要なものにはお金をかけていきましょう。特にHP回復は序盤からほぼ必須です。
 調査で避けて通れないのが戦闘です。そこまでシビアではありませんが、難易度設定などはないので、勝てなくなったらレベル上げが必要です。戦闘は完全ではありませんがある程度ランダムで発生するので、レベル上げをする場合は確実に経験値がもらえるボスありの調査地を選びましょう。
 プレイヤーが操作出来るのは主人公のネルケ、メイドのミスティ、村長のクノス、少し遅れて登場する審査官のロータスの4人だけです。過去のシリーズから仲間になるキャラはパーティに編成出来ますが、行動順が回ってきた時に勝手に動きます。キャラによって積極的に攻撃してくれたり、あるいは完全に支援しかしなかったりとバラつきが大きいので要注意。

 参考までに、戦闘は4つめと7つめの目盛りを少し越えた所で発生する事が多い(絶対ではない)です。発生地点の直前までR1のダッシュを使えば、2回訪問しても踏破出来ます。ダッシュした分素材は減ってしまいますが、踏破すれば後述の派遣でいくらでも取り返せるので踏破を優先した方がいいです。
 また、虫取り網やシャベルなどの道具を必要とする採取イベントも同じタイミングで発生します。これらは実行すると1ゲージ消費しますが、どうやら『1ゲージ消費しても踏破出来る』場合にしか発生しないらしく、実行したから踏破出来なくなるという事はないようです。

 この後でようやく調合を依頼出来るようになります。チュートリアル中にアトリエを1軒建てられますが、即座にもう1軒建てるのがマスト。とにかく早く錬金術士をフル稼働させられる態勢を構築しないと苦しくなります(実体験)。
 特にベストエンドを狙うなら、次に来る錬金術士を見越して先にアトリエを建てておくぐらいはしないと間に合いません。建築指示から稼働までの1ターンすら惜しい。
 錬金術士には『調合枠』と『調合速度』のパラメータがあり、『枠』は文字通り錬金術士が持つ調合を受け付けられる枠を示す数値、『速度』はアイテムが持つコストそのものを圧縮する数値です。最初はこの『速度』が何の事かわからなくて戸惑いました。だってターン制なのに速度って……。
 『速度』の効果が目に見えるくらいになるのはかなりの終盤、それも速度に特化した錬金術士だけなので、基本的に『枠』優先でレベルを上げていきたいです。これはレベルが1上がるごとに恩恵を実感出来ます。

 レベルについて。これまでは冒険者レベルと錬金術レベルが分かれていましたが、今作では統合されています。冒険してレベルを上げれば調合出来るものも増えていくし、調合してレベルを上げれば冒険でも有利になるのです。
 戦闘で直接操作出来るネルケ達を除いたキャラクターは、割り振られた仕事をこなした量に応じて経験値を得られ、戦闘しなくてもレベルアップしていきます。それでも戦闘に出ているネルケ達の方がレベルが高くなるので、仕事で得られる経験値は決して多くはないのですが、両方で経験値を取得出来る錬金術士は別です。
 また、この仕事で得られる経験値でトップ3に入るとターンMVPとなり、友好度にボーナスが入ります。経験値ボーナスがつく施設もあるので、それらを利用して特定のキャラクターに友好度ボーナスを集中させ、イベント進行に必要な友好度を確保する事が必要になります。


実際には……
 この時点ではまだ何も問題はなかった、と言うか何が問題になるかもわからなかった状態ですね。放置しても達成出来る課題である以上、攻略の余地もないですし。でも何事も資金が確保出来てから……ともたもたしていた気がします。経営者としてはもたもたダメ、ゼッタイ。ははは……。(思い出し苦笑)


課題2:20ターンまでに黒字を3ターン継続する
サブ課題:アイヒェ40個の栽培、ティンバー5個の調合、雑貨屋の建設、まちの声3回達成(まちの声:ゼッテル40個の調達)

 サブ課題について。その名の通り、サブの課題です。達成出来なくてもゲームオーバーにはなりませんが、達成出来れば人口を増やせます。無視すると後々痛い目を見ると言うか確実にゲームオーバーに繋がるので、どれも優先して達成していきたいです。『やってもやらなくてもいい課題』だと思ってると……私の88ターン目になります。
 課題2のサブにある『まちの声』は、キャラクターの要望を達成して報酬をもらうシステムです。これはランダム生成なので、時折とんでもなく難度の高いものが出てくる事があります。やってもやらなくてもいいのはこっち。特に討伐系はそもそも敵の出現自体がランダムなので、運が悪いと何ターンかけても達成出来ない事もあります。
 ただしまちの声の中には領主からの指令が混ざっている事があり、こちらは実質サブ課題なので絶対に達成したいです。他のまちの声に比べて期間が長く内容も固定なので、余力があれば事前に準備しておく事も可能です。……1周目にはその余力がない事の方が多いですが。
 また領主からの『調達指令』で指示される必要個数は、既に手持ちがあった場合そこからさらにプラスされます。指令が来てから指定個数作らないと駄目で、事前に作っておいてすぐ達成という事は出来なくなっています。

 調合に使う素材は基本的に探索で手に入れますが、『源素』だけは主に『還元』で手に入れる事になります。源素は様々な調合でドカ食いする素材なので、採取だけでは全く足りません。余剰の素材を手動で還元=消費して作らないと足りなくなるので、調子に乗って調合しているといつの間にか底を突いている事もあります。
 素材が足りなければ調合が不発になってしまうので、こまめな確認をお勧めします。還元する素材については、大量に余るものが出てくるので特に困る事はありません。ちなみに今作ではどれだけ素材を集めようと倉庫がパンクする事はなく、9999個を超えてもカンストにはならないので、安心して採取しまくれます。これが都市管理官の権限……個人のアトリエとは規模が違うのですよ!

 課題1の達成後、リリーが仲間になります。ここでマリーとの交代推奨。リリーは必ず全体攻撃してくれるからです。ちなみにエリーも普段は全体攻撃で、HPが減れば回復もしてくれて、ゲージを消費して使う必殺技は全体回復&アイテム再使用という最強キャラです。もう最初から最後までエリーでもいいくらい。
 使用アイテムについて。そろそろフラムが作れるはずです。使用アイテムは一度作れば調査の間に1回だけ使えるようになります。この使用回数が増える事はなく、ゲームを通して調査1回につきアイテムの使用は1種類1回までです。だからエリーのアイテムおかわりが強力なんです。本来1回きりしか使えないものを、ゲージさえあれば何回でも使えるようにしちゃうんですから。
 じゃあ1回作ればもういいのかと言うとそうでもありません。アイテムは作れば作るほど、その威力が上がっていきます。攻撃アイテムなら単純にダメージが、回復アイテムなら回復量が上がります。中には上がらないアイテムもあるので、そこは各アイテムの説明を確認してください。あと普通に作った分お店で売れます。
 アイテムの作成数はクリアデータの引き継ぎで次の周回へ持ち越せます。10個や20個作った程度では威力の違いを実感出来ないので、根気よく作り続けていきたい所です。1000個も作れば序盤のボスは一撃で倒せるようになります。

 リリーと前後して審査官のロータスが登場しますが、彼は少し後に一時離脱してしまうので、今はまだパーティに編成しなくていいです。それよりは錬金術士の経験値を稼ぎたいですし、何より全体攻撃が強力なので……ネルケ達のレベルが低いうちは、錬金術士たちの攻撃が頼みの綱です。最終的にはネルケ達の方が強くなるので、ロータスは戻ってきてから育成しましょう。
 使用アイテムにはもうひとつ効果があって、作ったり研究で改良したりするとネルケ達のパラメータが強化されたり、追撃が入るようになったりします。アイテムによってどのキャラが強化されるのかは決まっているので、主力にしているキャラに対応したアイテムを優先して強化する選択もありです。
 ロータスは火属性アイテムに対応しており、一番最初に作れるフラムで強化されるので編成する理由があるにはあるんですが……やっぱり打たれ弱い事や1回離脱する事を考えると、この時点で他のキャラより優先は出来ないな、というのが私の判断です。

 そろそろ派遣出来る調査地も増えてきているはず。1ヶ所につき5人まで派遣出来て、素材を取ってきてもらいます。栽培出来ない素材も採ってきてもらえるので、拠点内の栽培地よりも優先順位は高いです。派遣こそ素材調達のメインで、必要な素材が必要な数集まるようにこまめに派遣先を見直す事をお勧めします。
 実際、一番プレイ時間を食うの、この派遣と調合依頼の見直しかも……? 特にベストエンド狙いだとギリギリのやりくりが求められます。
 ただし、ダウンロードコンテンツを入れていない場合、すぐに人員が足りなくなるかも知れません。私は1周目で無料、2周目でもう有料のDLCを入れてしまっていたので、実際の所はちょっとわからないんですが……。
 都市で働いてくれる仲間キャラは、既に仲間になっているキャラの縁者が訪ねてくる、という方式で増えていきます。マリー、エリー、リリーがいれば、それぞれの作品に登場するキャラ達が、数ターンに1人ずつのペースでランダムに仲間になります。
 毎ターン調査地を踏破していれば派遣出来る人数は1ターンにつき5人ずつ増えていくのに、実際の働き手は数ターンに1人のペースでしか増えていかない訳です。絶対に足りなくなります。だから運に頼らず働き手をいきなり増やせるDLC推奨なんです。
 序盤の素材はある程度数が揃えば、5人フル派遣する必要はなくなりますが……それでもやっぱり人手不足です。

 1ターンにつき建設出来る施設は2つまで。毎ターン最大数まで建設していれば、そろそろ次の地区を開拓出来る頃です。現在開発している地区が手狭になると、新たな地区を開拓出来ます。地区によって施設を配置出来るマス目の形が違うので、また新たな施設詰め込みパズルをプレイする事になります。総合した面積は全地区同じなんですけどね。
 建設した施設の規模に応じて人口が増えるので、出来るだけ早く次の地区を開拓したい。でも建設数は2つまで。そういう時は施設以外のオブジェクト、街灯や植木などの飾り物を使います。ちなみに『たる』もちゃんとあります!
 この飾り物には経験値微増や雇用費・建築費の軽減などの効果があり、配置すれば即効果を発揮します。1ターン待たなくていいのです。ただし効果には上限があるので、それを越えて設置しても意味がありません。マス埋めにはなりますが……。
 ただしまとめて配置すればそこそこのお値段がしますので、課題に挑戦している間は赤字にならない範囲に収めておきましょう。

 リリーが仲間になった少し後、ユーディーが仲間になります。錬金術士が仲間になる条件はいくつかあり、1,課題などの条件を達成した直後。2,特定のターン。3,それらから一定ターンが経過した後。条件がまちまちで、誰がいつ来るとははっきりわかっていません。ただし、都市が発展すればするほど早く来るようです。
 ユーディーは初めての調査に連れて行けない錬金術士です。この後も何人か、パーティに編成出来ない錬金術士が出て来ます。編成出来る条件はマリー、エリー、リリーのザールブルグ組の他は、PS3以降の作品に登場した錬金術士だけです。まあぶっちゃけた話『既に3Dモデルがあるキャラ』ですな。
 いやこれに気付いた時「省エネ……!」って膝を打っちゃったんですよね。マリー、エリー、リリーの3人は特別に3Dモデル作ってもらえましたが、他のキャラにまで用意する余力はなかったのでしょう。
 だってマリー達のモデルのクオリティすごいもん……マリーとエリーは2Dのイラストと2頭身のドット絵しか見た事なかったのに、ずっとこのモデルでやってたみたいに自然に馴染んでたもん。連れて行けるキャラと行けないキャラの違いって何だろ〜と考えてようやく、マリー達の3Dモデル見るのこれが初めてだって思い出したんですよ! 何の違和感もなかった……。
 そういう訳で、ユーディーを始めとする『戦闘に参加出来ない錬金術士』は、少しだけ経験値を稼ぎにくいので、訪問で優先的に経験値を増やしてあげるといいです。『e』マークのついた訪問を実行すると経験値が100入るので、もうすぐレベルアップする錬金術士を訪問すると、次のターン調合枠が増えているのでお得です。

 ターン終了時ランダムに発生するイベントがあり、アクシデントと言った方が正確かも知れません。都市を狙う魔物が現れた、目当ての素材を持つ魔物が現れた、調合機器の不調など、都合が付かなければ無視してもいいのですが、無視するとデメリットが発生する場合がほとんどです。
 特に錬金術士のトラブルは対応に派遣した錬金術師の友好度が上がるので利用出来るかと思いきや、調合関係の数値が低い人を派遣すると対応失敗になる事があり、その後数ターンアイテム作成数にマイナスをくらうなどします。ここは友好度関係なく、最も調合能力の高い人を、最低でも依頼者より能力の高い人を派遣するのが正解。一番能力の高い人から依頼が来た場合は2番目の人でもいいみたいです。


実際には……
 毎ターン2建設とか絶対無理。お金足りないです。お仕事をさせると経験値が入りレベルアップするのですが、レベルが上がるとお給料も自動的に上がってしまうので、仕事をさせればさせるほど出費も増えていく、しかし仕事をさせなければお金も稼げないので……!(あわあわあわあわ)
 働き手のレベルアップを上回る速度でお金を稼いでいかないといけない訳です。そのあたりのバランスがまだよくわかっていなかったので、派遣に出す人数を抑えたりしていました。アトリエは施設の中ではちょっとお高めなので、なかなか建設出来ず。アトリエが足りない→調合が出来ない→お金も稼げないの悪循環。
 とにかく赤字を嫌いすぎてしまったんですよね。実際には連続で赤字にしない限り支持率が下がる事はないので、3ターン黒字を続けて支持率が上がったら、次のターンは盛大に建設しちゃって良かったんです。経営者はずっとお金貯め続けても駄目なんです。使うべき所ではドーンと使わないと。


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