テクスチャは全然違うんだけど、人物等が画面に表示される感触が無双の拠点にそっくりだ……。


20150623,〜ステラ編終章 獣の王がイケメンすぎる件

 装備もアイテムも一通り作り直したから、そろそろクリアすっか……そう言えばDLCの追加ダンジョンがあるはずだけど、影も形もないな。インストールしてなかったっけ? ゲームデータ本体より先に入れちゃ駄目だったのかしら。
 出ないものはしょうがない。クリアしよう。と思って進んで行ったら、ラスダンと同時に解放されました。……どっちがラスダンだ。どっちかが追加ダンジョンのはずなんだけど、わからん。とりあえず、この脇道っぽいのが追加ダンジョンかな……?
 正解。ただし、ワールドマップから直接入る事は出来ないようです。ラスダンから入って、すぐ引き返して、脇道に逸れる。敵を消しておくと楽です。追加ダンジョンの情報が全くないので、まずは調査から。敵消えろー。
 ……効かないだと!? 追加ダンジョン・深淵の敵には『獣よけの護符』が効かないようです。よく見ると、みんな強敵のエフェクトが……まじか。試しにエンカウントしてみると、バーストゲージを0にされてしまいました。まじか。

 強さは各地に出現する強敵と同じなので、それほどではない(強敵にも序盤から戦えるのがいて、そういうのは終盤のザコより弱い)んですけど。ただ、面倒なんですよねぇ……戦闘が増えると戦利品がカゴを埋めてしまいますし。
 幸い、ランドマークがぽつぽつとありますし、走って振り切る事も難しくないし、何より普通に逃走&すり抜けも出来るので、その気になれば採取に集中も出来ます。採取出来るアイテムも、各地の貴重品ばかり。……まあ、今更いらないんですけど。最強の潜力は、やっぱり銀竜からじゃないと出ませんしねぇ。
 問題はマップがない事でして。そう、DLCですから当然本には載っていません。容量から見るに、解除キー式っぽいんですけどね……DLCには後からデータを追加するタイプと、実際には既にディスクの中にデータが入っていて、それをオープンにするキーを購入させるタイプがあり、追加の規模に比べて容量が小さいDLCというのは、大抵解除キーなのです。
 そういったDLCの善し悪しやデータあるなら攻略本に載せといてほしかったなぁという事はこの際置いておくしかありません。なきゃ作れ。手動マッピングです。結局一番強いのは紙と鉛筆。最強の情報保存媒体は竹簡に墨だぜ。他に千年保つ媒体があるか?

 マス目式ならマッピングも楽なのになーと思いながらマップ完成。ここ、明らかにボスいますね。じゃあ帰ろう。……でもランドマークあるし、ストーリーウォッチならボスのHPは半減してるから、もしかしたら倒せるんじゃね?
 試すだけ試してみよう。まずは神力のパウダーで補助かけて、次の四獣の護法薬を……でもこれは上書きされちゃってるぽい。さっさと攻撃に移るためにも、補助は1種類だけにした方がいいかも。後は基本のアイテム投げ。
 純粋にアイテムそのもののダメージとしては古の獣の護符が最高なのですが、次元爆弾は1回、メテオールは3回のタイムカードが発行されます。ボスがお供を呼び出す事もあり、先にタイムカードを発行しておくといいかも。
 ボスからのダメージは難易度を下げている事もあり大した事はないのですが、単体攻撃でMPをごっそり持って行かれます。エリキシル剤を取り揃えてきたけど、メディアの書を増やした方が良かったかも知れないな……HPの回復自体は、オートユーズのエリキシル剤で余裕でした。
 勝利したら、何と経験値が5万! ホクホク。Lv.99なんて無理と思っていたけど、これならすぐ達成出来そうです。隠しボスが稼ぎのネタに成り下がる、それがストーリーウォッチ。

 そうそう、ジオフロントでのイベント戦闘の負けパターンも見たくて行ったのですが、これがまあ負けない負けない……難易度上げて行くべきでした。なかなかダメージがかさまない上、復活してしまう。よく見たらアクセサリーに自動復活ついてました。案外ターン回ってくるものですね……。
 深淵で手に入れたレシピのアクセリーに自動復活つきのものがあったので、コンバートします。ソウルデヴァイン。他のアクセサリーは……ちょっと使いどころがわからない。素パラ至上主義者なので。特殊効果系も、使いこなせば便利なんだろうけど……。
 精霊の力帯はHPorMPの10%分強化だったので、作るのが面倒だったんですよ。挙げ句、MPの方が上がる人ってステラとウィルベルしかいなくて。えー、ミルカとかもMPの方が高く見えるのに……装備全部外したら違うって事なんでしょうね。
 さてどうやって作ったんだっけソウルデヴァイン……まあいいや。隠し効果も極狭範囲でしか出ない実質隠しもないし、レベルさえあれば作るのは簡単でした。

 さあ、もうそろそろいいだろう。クリアしよう。ラスボス……の前に固定の強敵がいるしー。うーん、出来れば消耗したくないんだけど……仕方ない。どうせバーストゲージはまた0からのスタートだろうし。
 はいっ、ラスボス……あっ。……隠しボスと、同型だ……ていう事は行動パターンも……あ、やっぱり同じだ。うおぉいネタバレかよ。しかもパラメータとしては当然こっちの方が下なわけで……楽勝かよ。まあ、ストーリーウォッチですからね。
 ここからステラードに戻るとエンディングか。トラベルゲートは置いてきてしまったので、ワールドマップから戻らないといけません。トラベルゲートは引き継げないからね。ゲーム内期間も廃止されたし、ワールドマップへの一発脱出はデフォルト機能なので、そこまで重要じゃなくなりました。
 念のため別の場所にセーブして、2種類のエンディングを見ます。でも、真エンディングはまだ見られません。続けざまにロッテ編へ突入だ!


20150625,ロッテ編 一気クリアの状況は整っている

 もはやロッテ編のチュートリアルなど記憶の彼方だっつうの! 引き継ぎの資金と装備があるので、苦戦もしませんし……それでも難易度はストーリーウォッチのままですが。特にデメリットがないからねぇ。
 合流するまで流れが全く違うので少し戸惑いましたが、引き継ぎアイテムで何とかカバー。前回主力にしていたメテオールがステラ専用アイテムなので、今の主力は地球儀です。序盤なら敵に耐性があっても何とかなる。他に演出が短い全体攻撃アイテムがない。演出過多はエスカ&ロジーから引き続き難点ですね。アトリエにそんなもん求めてないから、もっとシステムゲーになりなさい?
 ロッテ専用のたるも引き継いでいたのですが、案外攻撃範囲が狭い。ブレイク加算は隠しボス戦で便利だったのですが、ザコ戦には向きません。かぼちゃドールをちゃんと作っておくべきだったのか……何故かあれを補助アイテムだと思い込んでて、引き継がなかったんですよね。

 引き継ぎ資金を活用し、素材を贅沢に買い集めます。集めるのが面倒なら買っちゃえばいいじゃない。その分探索では、店売りのないアイテムを集める事に集中出来ます。
 そうか、先に仲間になる人が違うんだ。ミルカとウィルベルか……ミルカはタイムカード発行が多く回復技もあるので長期戦に強いけど、その分運用が難しいタイプ。ウィルベルはHPが低く打たれ弱いものの、多彩な属性&範囲攻撃を持ち、回復も使えます。
 まあミルカも攻撃範囲こそ狭いものの、武器自体の攻撃力が高いので火力はあるんですけどね。全員が回復出来る組み合わせなので、戦闘だけで言ったらロッテの方が楽かもなぁ。1周目は調合重視でステラ選んだけど。

 贅沢に素材を使えるので、調合レベル上げも順調。作れるようになったアイテムをレベルの高い方から作っていき、経験値の入りが悪くなったら先に進みます。ライフタスクの潜力や効果もわりとすぐ達成出来るようになった……のは、単に1周やって把握出来たからでしょうね。
 ロッテ編ではそこまで調合が必要とされない感じなのですが、4章に入るとフローターユニットを納品しないといけません。錬金レベルはギリギリ足りてた、かな……? 5章のサンドドラゴン討伐はステラが参入したため、ガラスのバラで楽勝。まだ探索装備枠が小さいので、使いたいものを全部押し込むには苦労しましたが。
 今回探索装備枠は6×6の最大36で、5×5が2人だったエスカ&ロジーからはだいぶん減ってしまっているんですよね。そのくせ最大3×3のアイテムも存在するのですが、全体の1/4を食う攻撃アイテムって、ジャンボな祝福つけたとしてもその占領する容量に見合うんでしょうかねぇ……? ステラの調合スキルで最大圧縮すれば、潜力を使わなくてもほとんどのアイテムを1マスに収められるわけですし。

 5章の行動達成期間から、ついにソールさんが仲間になります。……が、この人前回いなかったので装備が貧弱です。まあ、一斉に揃えなくていいので楽っちゃ楽ですが。防具は他の人から融通すればいいと考えていたのですが、まさかのシャリー達と同じものしか装備出来ない……シャリー達は常に前線にいる以上、融通出来ません。
 アクセサリーだけは他の人から回せたので、それだけでも十分戦力たり得ます。ストーリーウォッチですから! ソールさん自身のスキルも攻撃、回復、補助、単体、全体と取り揃えていてかなり便利。グロウシステム(Lv.40以降、レベルアップでもらえるポイントを割り振って強化)の構成はコルテスとほぼ共通、ブレイク耐性とサポートゲージ回復速度に特化しています。
 そして何より……事あるごとにホムが出てくるので、非常になごみます。

 5章以降の流れはステラ編と同じなので特筆すべき点はないのですが、強いて言えば調合レベル上げが骨だったかも……ステラ編と言うか1周目では、否応なしに作り直しが入ってくるので自然と上げられたんですが。既に完成品を持っているので、1回作ってしまったらもう作り直さない。
 故に、延々とブラザーコールを作り続ける事になりました……100個以上。もっと経験値のいいアイテムもあるんですが、ブラザーコールは材料が手に入りやすいので。他はどうしても調合品が必要だったり、ドンケルハイト級のレア素材が必要だったりで、3桁にも上る量産は難しいのです。
 それと、ロッテでしか作れないアイテムもいくつかあります。代表格が生きてるゴミ箱とフライングボード。特にフライングボードは作るのが難しいアイテムでもあり、一発で完成させたい所。先に調合レベルを99まで上げたのには、そういう理由もあります。99にならないと、チェインが最大値まで伸びないので……。
 あれ、フライングボードとゴミ箱の調合記録……残してない! 何使ってどうやって作ったのか不明です……ただ、潜力は引き継いだ次元爆弾から持っていきました。どうせゴミ箱とフライングボードを引き継ぐなら、何か他のアイテムを諦めなきゃいけませんし。
 ロッテはステラと一部調合スキルが違い、倍がけが出来ないので……フライングボードの装備枠がちとつらい。威力を諦め、最大圧縮率を引き継ぐ事にしました。うーん、効果も詰め切れなかったし、やっぱり最強アイテムは古の獣の護符で決まりなのだろうか……。

 後は、ソールさんの装備品を作り直し。他の人の装備を再生産して潜力を頂いてきます。調合に慣れたせいか、1周目より効力の高いものを作る事が出来ました。調合スキル自体は無効でも、チェインを繋ぐには有効だという事にしばらく気付かなかったもので……。
 ついでに、効力の低かった装備も作り直し。特に武器は生産数を増やそうとしてチェインを犠牲にする事が多かったので……装備するキャラは1人しかいないんだから、無理して2個生産する必要はなかったんですよね。ミルカの生産数増加はスロット2つ食うし。
 ただ、効力は上がっても攻撃力自体は落ちてしまった武器も……効果『攻撃力+20』を消して『スキル強化』を入れてしまったためのようです。パラメータ強化の効果そのものがついていないと、効力も有効にはならないみたい。ただ、スキル強化は数値としては表示されないので、それが効力によって更に強化されている可能性がなきにしもあらずですが。
 実際、シャリー達以外はほとんどスキルで戦う事になるので、スキル強化の恩恵は思ったより大きいです。前作ではどうしてたかなぁ……いかにアイテム投げるかばっかで、他の人はとりあえず立ってればいい感じだった気が……。

 Lv.99まで上げてポイントを稼いでから3周目に行きたいので、またしても隠しボスで稼ぎます。が、いきなり隠し行くのも危険なので、まずは地下薬草園・深層にいる獣王の従者、精霊の祭壇にいる大海を司る鳳で稼ぎます。こっちもなかなかいい経験値くれる。
 それから深淵に行くのですが、……せっかくマッピングしたのに、大体覚えちゃってマップいらなくなったな。自分で攻略情報を作るジレンマ……覚えるのでいらなくなるという……。まあ覚えられる程度の規模ですしね。昔の方が無茶なマップありましたよ……接続が複雑すぎるとか、ワープ地獄とか……最近のゲーム親切。マジ。ほんとう。

 エンディングはまず真エンディングを見ました。そうか、これステラ側からも見ないとな。んーなんか……真エンドじゃなくても街の人気者エンドで普通に一緒に働いてるし。まあそれはステラの役人エンドでも一緒だったけど。
 むしろ、魔法使いの弟子エンドでキースグリフが出てきた事の方が嬉しかったです。にやにや。


20150627,ステラ編2回目 さあ、あてどない航海に出ようじゃないか

 サクサク進む3周目。システム周りは変わらないはずなのに、何故かステラの方が快適に感じます。うん、そりゃまあステラの方が好みだしね。黒髪ぱっつん好き。
 ストーリーに関しては一緒なので割愛するとして……うーんソールさんの友好度が一向に上がらないのは仕様ですかね。イベントが起きても友好度が加算されていかない。地道に話しかけて加入からずっとスタメンに置いても終章までに50いかないって……悲しいなー。
 それでも使いますけど。友好度が低いとサポートゲージの溜まりが遅い? ならずっと前線に出してればいいじゃない! それを抜きにしても、ソールさんの攻撃スキル『ホムしゅつげき』は追撃込みで一撃30チェイン叩き出すので。

 またブラザーコールを量産して調合レベルを上げるのも嫌だったので、本格的に効果と潜力をオープンさせて図鑑の完成を目指します。……ゴミ箱とフライングボードは別な、めんどい!
 ロッテ編の時にコンテナ内で探し回るのが嫌で素材をあまり増やさずに終盤まで来たら、結局色々足りなくて却ってアクロバットする羽目になったので、その教訓を生かして今度はたっぷりと貯め込んでます。それに、実用アイテムはもう揃ってますしね。必要な効果さえ出れば、効力だの潜力だのはどうでもいいです。
 全部の効果・潜力を出したら89まで上がったので、そこからはブラザーコール量産。金属の所でガントレット等アクセサリーを使うと装備品一覧が鬱陶しくならずに済みます。レベル上げが済んだらまとめて売り飛ばし。

 さあ、次はついに本命、実用アイテムの作り直しと検証です。……とは言え、自分のやり方ではちょっと効力を詰め切れない部分もあるんですが。倍がけと使用回数増加、装備枠圧縮を外さないもので。
 それでも、次元爆弾は効力999にする事が出来ました。他のは……多分、回数と装備枠を犠牲にすれば。でもそんなアイテム、結局実用に出来ないでしょう? 持って行けないんですから。いや他の外せば持って行けますけど、そこまで威力にこだわるって事は戦闘難易度上げるって事で、難易度上げるって事は長引くって事で、そうなったら個数が減る事はかえって致命的……ジレンマです。
 一応、ジャンボな祝福の検証もしますけど。ジャンボつければ装備枠圧縮をかけなくていいので、チェインを一枠増やせる事もポイントです。手順は……面倒なので割愛して、装備枠9の羊飼いの角笛完成。効力は以前に造ったものより200ほど上です。……そう、やっぱり色々と煩雑でチェインを稼ぐ事が出来ず、たった200程度しか上げられませんでした。999には遠く及びません。
 これを獣王の従者への初手で検証。1周目作・約2800。ジャンボ・約3500。……結構大きな差ですね。しかし、ジャンボな方は枠に加え、使用回数も犠牲にしています。元あった方の3倍の場所を取りながら、使用回数は2回少ないのです。一撃のダメージが3割上がった程度では、とても相殺しきれません。
 そんなわけで、このジャンボな角笛はなかった事に……残念ですが、引き継ぎも考えると実用レベルには至りませんでした。枠を圧縮した方も作り直しを試みたのですが、結局効力はどっこいでやはり作り直す意味がなく。古の獣の護符も同様……がっかりです。

 ロッテ用の攻撃アイテムも作り直したかったのですが、たるはどうしても効力が180を超えません。何がいけないんだ……スキル枠だって目一杯増やしてるのに……そりゃあ材料はかなり限定されてますけど。1周目に造ったものからクオリティ上げられないとなると、ヘコみますわ。
 かぼちゃドールもきちんと作り直したのですが、これにはとんだ罠がありまして……隠しボスの経験値が、何と1/10になってしまったんですよ! 原因は試し撃ちしたかぼちゃドールの効果『レベルを大きく下げる』……まさか経験値まで下がるとは。レベルが低い時にこそ使いたいのに、レベル上げ中は封印決定です。
 ガラスのバラはかなりマシになりましたが、効果『完全凍結』と使用回数や効力を両立させる事が出来ず……結局、回数重視のものと、完全凍結用の2種類を用意しました。まあ、もともと2つずつ引き継いでいたので、許容範囲。
 かぼちゃドールを引き継ぐ分、他に引き継いでいたものを何か1つ諦めなければならないのですが、これは資金稼ぎ用潜力を諦める事にしました。もうお金ならたっぷり持っていますし、2周目も3周目も、引き継いだアイテムを使わずに作ってみたら出来ちゃったので。いらなかった。

 では次は回復アイテムの作り直しいきましょう。エリキシル剤は材料が贅沢に使えていいなぁ! ただし、潜力で3種類作らないといけないのがちょっと面倒。
 太陽の花に秘伝の回復力強化・潜力で超強化・伝承のソウル、蒸留水にオートユーズ・オートマテリアル・スキル枠増加、メディカ溶液にコストボーナス・PP極大化・スキル枠増加をつけておくと、引き継ぎスキルを選ぶだけで3種類作れます。もちろん効力も999まで上げられます。
 後はメディアの書……くらいかな。神力のパウダーや時操の懐中時計は今のままでも十分使えるし、四獣の護法薬は素材を作る事が出来なくて運任せにするしかない。キャンプ回復用のステラードの煎じ薬、ブレイク回復用の旅人の糧食は、3周やってほとんど出番がなかったし。
 結局一番使ったのはメディアの書ですかね。回復アイテムの中では。補助は重ねがけが出来ないので神力のパウダー一択だったし……次点としてオートで飛び出すエリキシル剤かな。あれ、『錬金術士のHPが規定以下になると発動』の『錬金術士』って、主人公じゃないと駄目なんですね。ロッテのHPが減っても発動しなかったので。

 さてクリアしてみたんですが……あれ……ステラ側から選択したのに、真エンドの演出がロッテから始まった……? も、もしかしてどっちから見ても一緒なのか!? あー、最後まで同じで終わった……な、何だよー、ロッテ編で見た時ロッテから始まったから、てっきり演出違うんだと思ったのに……。
 何なんでしょーかねー、黄昏シリーズ完結と打ち出しておきながら……そりゃ確かに黄昏の原因はわかったし、その対策を取る事も出来ましたけど。完結というにはあっさりしすぎていたような……黄昏自体はどうにかなっても、シャリー達の物語は全く終わっていないから、すっきりしないのかも知れませんね。ステラは族長になったわけじゃないし、ロッテも母親の病気を治せたわけじゃない。
 『きっちり終わらせる』なら、ステラがルギオン村の族長になって村を大きく発展させるまでとか、ロッテが押しも押されもせぬ大錬金術士になるまでとか、それこそ世界を黄昏から完全復興させるまでとかになっちゃいますしね。この娘達の物語をきちんと最後まで見届けたいとは思うけど、それは、今描くべき物語ではない気もします。
 ベタな表現ですけど、『おれたちの冒険はまだまだ終わらないぜ!』って事なんでしょうか。あー、ベタすぎるからしっくり来ないのかも……ま、まあストーリーはいいや、どうでも。

 システムに関して言えば、ほぼ理想に近かったのではないでしょうか。好きなだけ、思う存分、燃え尽きるまで調合出来ました。エスカ&ロジーの物足りなさに比べれば、「も、もうこの辺でいい……」と白旗上げるまでやったんですし。
 説明不足は相変わらずでしたけどね! 今回、たまたま先に本が手に入ったから良かったようなものの、前作と同じように本なしプレイだったら、また「その説明でわかるわけねーだろ!」とブチギレていた事は確実です。無駄に言い換えないで、誤解を避ける努力が必要だと思います。端的に言うと、日本語ちゃんと勉強しろ。
 まあ、潜力の内容については、前作とある程度共通のようだったので、経験で選ぶ事も出来たでしょうが……あ、もしかしてだから説明不足なのかな。シリーズ経験者には通じるから。それは良くないです。内輪にしか通じない作品を作ってはいけません。

 全体を通して見ると……まあ、悪くはなかったんじゃないでしょうか。至らない点は少々ありましたが、何よりゲーム内期間の廃止という、大きな大きな一歩を踏み出した作品です。シャリー達の冒険もまだまだ終わらないようですし、長い目で見守りましょう。
 シャリーのアトリエ 〜黄昏の海の錬金術士〜、これにて完です。


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