アーシャとソフィーのお母さんみがすごい。
この課題は何もしなくてもクリア出来ます。これまで課題達成のために全力で走ってきましたが、一旦立ち止まってネルケの心情に焦点が当たる時です。
サブ課題はありませんが、領主からのまちの声と急報は容赦なく発生しますので、まだ気は抜けません。今度の急報はモフコット×60と中和剤・緑×40が必要です。
そろそろ『豪華なアトリエ』が解放される頃です。『大きなアトリエ』の上位版で、建設費は何と10万コール。しかし配置した錬金術士にはそれに見合うだけの経験値が入ります。オブジェクトで建設費を軽減して、赤字にしてもいいターンで建設しましょう。
ランドマークにも建設費を軽減するものはありますが、そのランドマーク自体の建設費や資材の事を考えると、あまりお得とは言えません。
『豪華なアトリエ』の必要マスは3×6。ランドマークにも4×5や5×5など、様々な大きさのものが出てきて、またしても詰め込みパズルの難易度が上がる頃合いでもあります。地区内の区割りと相談しつつ、大きな施設から先に配置を決めると楽です。
錬金術士が勢揃いしたという事は、ランドマークも全て解放可能になったという事です。実際の解放には友好度を上げる必要があるのですが、全員一気にというのは無理なので優先順位の高い施設を教えてくれる人を選ぶ事になります。
栽培地の生産数を増やすウルリカ、アーシャは、ウルリカの教えてくれる『風車』の方が必要マスが少なく建設費も安いです。このあたりになると『いかにマスを埋めるか』よりも『いかに1地区に必要な機能を詰め込むか』に軸足が移ってくるので、必要マスの少ない施設の方が重宝する事も。
建設ターンを軽減してくれるのはリディーとロジーです。リディーの方が早く仲間になり友好度を上げやすいですが、建設費が安いのはロジーの方です。大抵は一長一短で同じ効果を持つ施設の中でどれが正解という事はありません。それこそ、見た目や建設時のイベントも判断基準になりえます。
マリーの教えてくれる教会を建てられていないのなら、トトリが教えてくれる冒険者ギルドが同じ効果を持っていて安価です。ヴィオラートが最初に教えてくれるのはあまり使い途のないにんじん畑ですが、次に教えてくれる巨大酒樽は安い上に『地区内の全店舗売り上げ10%アップ』という強力な効果を持ちます。
経験値アップがエスカ、フェルト、雇用費ダウンがエッジ、ロロナの2回目、食品店がエリー、ヴェインの2回目、ソフィーの2回目、雑貨屋がクレイン、フィリス、武具屋がヴェイン、イリス、服飾店がユーディー、ロロナ、ヴィーゼ、薬屋がスール、メルルの2回目、シャリステラと対応してます。
同じ効果のランドマークは3つ分まで重複しますが、それ以上は建設しても効果がありません。この効果の上限はオブジェクトにも同様にあり、そちらは10%分までしか重複しません。建てすぎてもマス埋め以外の意味はないのであしからず。
ランドマークの中には『流行時、販売数を1増やす』というものがあります。この『流行』というのは、一定期間特定のアイテムの販売数が増えるというものです。食品店でアップルパイが流行になれば、1ターンでの販売数が増えて売り上げが上がるという訳です。
しかしこの『流行』、実際には厄介な事の方が多いです。まず、全種類の店舗で売り上げのバランスを取らなければいけない時、主力商品が『流行』状態になってしまうと、当然ですが売り上げのバランスが崩れるので別の商品に取り替えないといけません。また、あまりにも元々の値段が低いアイテムだと、流行した所で大した売り上げにはなりません。
『流行』が活きてくるのは、『在庫を多数抱えているアイテムが流行状態になった事でたまたま主力商品と売り上げがほぼ同額になった時』くらいです。ごくごく限定された状況でしかメリットをもたらさないので、わざわざこのためにランドマークを建てる必要はまずありません。
むしろ店舗のチェックを怠って『流行』状態を見逃してしまい、ターン終了後に売り上げバランスが崩れていた事が発覚する、というような失敗の方に気をつけるべきでしょう。
豪華なアトリエやランドマークなどを建てていくと、地区の『段階』が上昇します。土や草木が剥き出しだった村段階から、地面が舗装された街段階、プレイヤーが管理する地区の周囲も発展してくる都市段階と3つの段階があります。
これは特にプレイには影響を及ぼさないのですが、一部段階によって解放される施設(主に小路?)があるようです。とは言え、ゲームを進めていれば自然と上がっていくものなので、そこまで意識して上げる必要はありません。
実際には……
えっ? えっ? 錬金術アカデミーって……えっ? 3ターンしかないんですけど? 全然レシピ閃かないし、話の流れだと無理くさくない? ……あっイベントか〜。で、完全に気が抜けてました。この猶予期間にこそ、色々と進めておくべきだったんですよね〜。まあもうほぼ手遅れだったんですけど〜!
傍から見てればネルケの頑張りは一目瞭然だし、ネルケが先頭に立ってみんなを引っ張ってこなければここまで発展しなかったってすぐわかるんですけど、本人にはわからないものなんですかねぇ……ネルケは自分の優秀さを鼻に掛けないと言うより、自分の優秀さに気付いていない感じがします。
それはそれとして徹夜はやめなさいね。
課題の開始と同時にロータスが離脱します。課題である300万コールの売り上げは相当高いハードルです。各種店舗が最低3つずつ、単価の低い食品店は4つ必要になるかも知れません。
とにかく全種類の店舗を揃える事が最優先です。次の課題の達成にこのサブ課題の全達成がほぼ必須だからです。一旦研究は置いておいてでも、お金を稼ぐ態勢を整えてください。稼いだお金は豪華なアトリエの建設に使えば、錬金術士のレベルも上がって一石二鳥です。赤字を過度に恐れないでください。4ターンに1回は赤字になっても構いません。
調査地の踏破を急ぎ、早く高額商品を作れるようにしていく事が課題達成の鍵となります。研究で『エリキシル剤』を強化するとネルケの初期ドライブ(スキルやアイテムの使用に必要なゲージ)が3になり、いきなりアイテムを使えるようになるので、優先して達成しておきたいです。
この課題達成に小細工は必要ありません。とにかく高額商品を作って売るだけです。店舗を増やせば販売数も増やせますが、作成能力とのバランスにだけは気をつけてください。
このあたりの研究で『うつろふ指輪』を要求されると思います。これは他のアイテムと比べて要求レベルが34と高めに設定されていて、大体の場合足踏みさせられる事になります。その時点で最も高レベルの錬金術士を豪華なアトリエに配置し、必要アイテムの中でもレベルの高いものをまとめて任せるようにしないとなかなか達成出来ません。
高レベルの錬金術士が1人いるとこの後のまちの声も達成しやすくなるので、このあたりから意識的に経験値を集中させておくと良いです。お勧めは調合枠優秀かつ調査にも同行出来て経験値を稼ぎやすいエリーです。
なおいかにも高レベルで引っかかりそうなイメージの『賢者の石』ですが、Lv.23で作れるのでレシピが手に入る頃には普通に作れる事の方が多いです。また、作れるようになってもイベントなどは特にありません。賢者の石なのに……。
実際には……
ちょっと見た事がない数字の桁数に思考停止してました。さん……さん……? なん? わからん。何ターンか進めてみて、この数字なら何とかギリギリ達成出来そうだと予測が立てられたので、後は地道に。
ネルケに対するミスティしかりフィリスに対するお姉ちゃんしかり、主人公に対して過剰に好感度の高いキャラってちょっと苦手なんですが、ちゃんとイベント見ていくと納得の理由があるのがアトリエシリーズなんですよね……いやそら自分の人生を決定づけるような相手にはそうなりますわっていう。
基本的にシステムばっかり見て買ってるシリーズなんですが、プレイしていくうちに登場人物も好きになっていくんですよね。不思議なもんです。
この課題にはサブ課題がなく、実質的に前のサブ課題がそのまま引き継がれますが、前の課題のサブなので期限がこの課題の期限よりも短いです。サブ課題がないという事は、その分人口を稼ぎづらくなっているという事です。前の課題の段階から意識してサブ課題を達成するべく努力していないと間に合いません。
課題の開始と同時にロータスが復帰します。育成するならここからですが、当然ながら他のキャラに比べてレベルが低いので、どうしても無理であればまだ錬金術士に頼っても構いません。ただし、この時点でネルケ達のレベルが錬金術士より低いのであれば、調査地の開放はかなり遅れています。
周回ボーナスが高倍率になってくれば錬金術士達のレベルもかなり上がりやすくなるのでこの限りではないのですが、少なくとも1、2周目ではこの時点でネルケ達の方が低レベルというのは問題です。
調査地解放のかなり大きな障壁となるのがノイモント旧跡5ルート目のボスです。これまでは道中でゲージを溜めてアイテムを使えば何とかなりましたが、ここのボスは行動速度がとても速く全体攻撃を多用するので、運が悪いとアイテムを使う前に全滅させられてしまいます。運が悪くなくてもレベルが低いと全滅します。その場合は素直にレベル上げをするしかありません。
より確実に勝つためにはアイテムを駆使するのがお勧めです。運も絡みますがメテオールで麻痺させ、暗黒水でターンをリセットしてしまえば完封も難しくありません。これはこの後のボスにも有効な戦法なので、対象アイテムは出来るだけ強化しておきたい所です。
他にも研究を進めればクノスの通常攻撃にごく低確率ですが麻痺を付与出来るアイテムもあります。ネルケの戦闘スキル『アインツェルカンプ』にも麻痺効果がありますが、こちらはこの時点ではまだ覚えていないと思われます。ただ『初期ドライブ3』と全体攻撃である『アインツェルカンプ』の相性はすこぶる良いので、覚えておいて損はありません。
派遣出来る調査地も増えていきますが、全ての調査地に派遣する事は人数的に不可能です。よく使う素材、大量に使う素材が採れる所に優先して派遣する事になります。ここで注意しておきたいのが、後半になってから派遣出来る調査地の方が良いとは限らない事です。
調査地を選ぶ画面では、多く採れる順に左上から並んでおり、参考となる個数も表示されています。特に底を突きやすいのが『フェスト』です。シリーズ経験者にはおなじみ、様々な調合でアホほど使う研磨剤の材料です。その研磨剤の主な消費先である各種宝石の素材となる『磁鉄岩』もなくなりがちです。これらは好き放題に使うのではなく、採れる数を考慮して調合依頼を出す事も考えた方がいいです。
後は『ペンデローク』もよくなくなります。これは消費が大量というよりも、採れる場所が限られている事の方が大きいです。2番目の調査地である『近くの大森林』で採れますが、次に採れる調査地は最後から2番目の『ノイモント旧跡』です。この間、他の調査地への派遣では一切手に入らないので、うっかり派遣をやめてしまわないように気をつけて下さい。
人口を増やすためには、人口上限も上げていかなければいけません。前課題のサブを達成する過程で手に入れた資金はどんどん開拓に使ってしまいましょう。ここまで来れば支持率もかなり上がっているはずなので、連続でなければ赤字になっても構いません。『ハコがなければ人も来ない』が鉄則です。
ここまでの攻略法は、実はベストエンドを目指したものではありません。1周目で無難に堅実にノーマルエンドを目指すため、確実にクリアしてボーナスを2.00倍にするためのものです。
実際には……
はい、ゲームオーバーです。と言っても即ゲームオーバーになった訳ではなくて、当然ですが88ターンまではプレイしなければゲームオーバーにもなりません。原因は、売り上げは達成出来そうだからって薬屋の建設をブッチした事ですかね……。
そしたら次の課題で人口5万達成しろって言われて、計算してみたらどう考えても前のサブ課題のボーナス込みでないと無理な数字だってわかっちゃったんですよ。前の課題の達成にもターンギリギリまでかかったし、今から薬屋建設して商品用意しても、サブの期限までには絶対に間に合わない。
次の課題の達成に前のサブ課題必須だなんて初見殺しじゃないですか。しかも『サブ課題は別に達成しなくても問題ない』みたいな事最初に言われてるし。滅茶苦茶問題大ありじゃないですか。
ゲームオーバーが確定した状態で続けるの正直しんどかったんですけど、一応ゲームオーバーでもクリアデータは作れるし、ボーナスもクリア時ほどではないけど付くという事だったので、もう割り切って2周目のために攻撃アイテム量産しながらターンやり過ごしてました。少しでも楽にするために!
で、思ったんですけど、このゲームもしかして初回からベストエンド行く事想定してないのでは? ものすごく頑張って運も味方に付け(セーブ&ロードとも言う)て、1回もミスをしなければいけるかも知れませんけど、逆に言えばそのくらいしないといきなりベストエンドなんて無理なのでは?
本当にそういうギリギリを楽しみたい人は好きにやればいいですけど、普通にやりたいと言うか、全エンディングコンプするつもりならノーマル→グッド→ベストとボーナス重ねながら順にクリアした方が絶対に楽です。なんかこれは……『いきなり最高値叩き出す』事を当然のように考えている攻略サイトに騙された感もあるな……。
そもそもこのシステムゲー、システムに慣れていない1周目の初心者がいきなりベストの行動を取れるかって言ったら、攻略サイトの助けを借りても無理なんですよ。絶対にどこかで失敗するし、それが失敗だって気付くのはもう手遅れになってからなんです。初見ってそういうものです。
だからある程度失敗する事前提で、それでもゲームオーバーにならない攻略法を示してほしいなぁ、というのが正直な感想だったので、このプレイ記ではそうなってます。失敗を許容しない攻略法って不親切ですよ。人間は失敗する生き物なんで。何周かして慣れないと実行不可能な理想論をあたかも最適解のように示されましてもねぇ……私はゲームの天才じゃないんで。
私がやらかした具体的な失敗は、
赤字を恐れすぎて必要以上に黒字にし続けようとした→お金が貯まっていく一方では非効率的。都市経営において使われない貯金はただの死に金。黒字ボーナスで支持率が上がった直後は大きな投資をすべし。
『大きな』施設をランドマークの事だと勘違いした→ただの間抜け。
建材を作らなかった→作る余裕がなかった、が正確。投資の遅れが響いた。錬金術士のレベルの上がりが遅く、売却アイテムの調合だけで精一杯。
ランドマークを建てなかった→『大きな』施設の時の失敗で、ランドマーク=不要なものと思い込んだ。特殊効果もさる事ながら、1回の建築で最大25マス埋められるのでスピード開拓には必須。
ショップを揃えなかった→基本、不要な施設などない(一部ランドマークには例外あり……)。作れるようになったものは作れ。
まちの声を聞きすぎた→ついでに実行出来るものだけでいい。ショップの商品と建築資材を作るだけでコストはほぼいっぱいになる。それらを止めてまでやるものではない(領主からの指令は別)。
調査地の開放がなかなか進まなかった→調査地への投資をほとんどしなかったのが原因。ターンのループは休日→平日で、休日に調査地へ高額投資してしまうと、建設の自由度が狭くなるのが嫌だった。資材不足から高額施設を建てられないターンもあったので、手持ちの資材を確認してこのターンは栽培地しか作れないとなったら調査地に投資すべきだった。
総合して考えると、大事に行き過ぎた、守りに入ってしまったというのが失敗の大原因ですかね……とにかく赤字絶対嫌だったので。この赤字絶対嫌体質が裏目に出たとしか……でも原因はわかったので、2周目頑張りますよ!
88ターンまで頑張ったおかげか、ボーナスは1.81ありました。どのエンディングでもクリアすれば2.00なので、それほど差がある訳ではないです。むしろゲームオーバーもギャラリーに登録されるので、埋める手間が省けたかな。
今度はノーマルエンドから狙ってもいいんですが、これまでベストエンド狙いで頑張ってきたので、2周目でもベストエンド狙ってみようと思います。どれくらいキツいのか、実際にやってみないとわかりませんし。1周目ではあえなく失敗した訳ですが、『1周目いきなりベストエンド』にどのくらい実現性があるのかの検証も兼ねて。
まあ『ほぼ無理だし楽しくない』って結論は出てるんですけどね〜!