泣けるほどにキレイなヴァイスが仲間に……っ。
CHAPTER 3
−白いもふもふ−
このままではバクラムとガルガスタンが手を組むとまでは行かなくとも、一番弱そうなウォルスタを狙ってくるのは必定。そのためにはどちらかを撃破せねばならない。目立った動きを見せていないバクラムは置いておいて、まずはガルガスタンを狙う事になった。
しかし、戦力の差は歴然としている。これを覆すには、ガルガスタンの実質的な統治者、バルバトス枢機卿を直接狙うしかない。少数精鋭による本拠コリタニ城への侵入と暗殺だ。陽動をヴァイスが、侵入をデニムが担当する事になった。
どうやら、暗黒騎士団のライム襲撃は、バクラムの指導者である摂政ブランタと、問題行動の多い暗黒騎士バルバスの暴走であったらしい。ライムを襲撃したものの、それ以上侵攻してこないには理由があったのだ。
だが、暗黒騎士団はブランタの依頼によって招聘されたはず。それが当のブランタを抑えてまで戦闘を回避する理由とは何なのか? 何やら、彼等にも目的がありそうだ。摂政ブランタに恩を売り、ヴァレリアを属国とする以外の目的が。
出発する前に、章が切り替わったので店のラインナップをチェック。……合成、本格的にやるか? 素材は店で買う事も出来るようだし、資金もそれなりにある。無駄遣いはしたくないので成功するまでロードするけど。
防具は元になる物がまだ手に入らないようなので、武器を強化する方針で行こう。バルダーボウ+1を作る。素材を確認しながら必要数を確保。……バルダーインゴットめんどいな!
素材の素材の素材あたりから作り始めなければいけないのがかなり面倒臭いが、それだけの価値はある。人数分揃えたバルダーボウ+1で鬼神の集団が出来上がった……特にデニムの攻撃力がえらい事に。数値上はそんなに高く見えないのだが、実際に出るダメージが凄まじい。
これは多分、10も違わないサラちゃんとライザちゃんでもかなりのダメージ差がある事から、1ポイントの違いがかなり大きく出るという事なのだろう。そう言えばデニムは元ウォリアーだったし、戦闘でタロットカードを拾い、パラメータアップする事も多かった……アロセールを超えるかも知れない。
準備を整えたら、クァドリガ砦から船に乗る。何だか、申し訳ない事になりそうな予感を胸に抱いて。
マドュラ氷原
ガルガスタンの名家出身騎士がリーダーとなる。家柄を笠に着る事もなく、実直そうな人だ……幻想水滸伝なら降ってくれるかも知れないが、これはタクティクスオウガ。和解はないだろう。
初っ端からリーダーがガンガン前に出て来るので、囲んで叩けばそれで終わる。ライザちゃんの弓スキルを育てるためにフリーバトルを繰り返し、レベルが上がりまくっていたので、申し訳ないほど楽勝だった……アイテムほしさにリーダーを囲んでからザコを掃討するほどに。
レベルが1違えば、難易度はかなり変わる。その中で、敵より3〜4レベルが高い状態での戦闘となったので、全員がバラバラに行動しても勝ててしまった。
ブリガンテス城西
騎士ディダーロはブリガンテス城へと撤退。正面の城門か、西側の崩れかけた城壁を狙うか。……普通崩れた方を狙うだろう。正面から堂々とこんにちはするような間柄ではない。
西側を守るのは有翼人のリーダー。アタックチームの前には堀が横たわり、崩れたとは言え城壁は高い。なるほどこの地形ならば多少の傷みは放置しておいても問題ないか。
有翼人達はかなり高い位置を占めているのだが、流石にマップの端まで攻撃が届くような事はないので、初期位置で待っていれば良い。両側からサイクロプスとゴブリンがやってくるので、中央から集中攻撃だ。
前線を片付けたら進軍するのだが、敵リーダーの側にいるウィッチは魅了を使ってくる。事前にレジストチャームを仕込むか、回復アイテムを買い込んでいく事。矢の射程圏内にさえ入れば、1〜2発で倒せるはずだ。
同じガルガスタン人と言えど、反対派を容赦なく弾圧し独裁を行うバルバトス枢機卿を、騎士ディダーロは苦々しく思っていた。ブリガンテス城には、反枢機卿派の者達が数多く捕らえられている。彼等がウォルスタ解放軍、いやネオ・ウォルスタ解放同盟との合流を果たした双竜騎士団に加わってくれれば、あるいは……。
しかし、ディダーロ自身はその軍に加わる事はない。彼はバルバトスが担ぐとは言えガルガスタンの君主であるコリタニ公とは血縁関係にもあり、ガルガスタンに忠誠を誓った身だからだ。
城内に捕らえられている者達の安全を掛けた交渉を父ブライアムに託し、ディダーロ家の当主、ヘクター・ディダーロは戦場に果てる事を選んだ。
ブリガンテス城城内
騎士ディダーロがリーダー。本当にこの人を倒さなければいけないのか。くっ……マップ右奥にかけて高台があるので、セオリー通りカノープスとグリフォンを登らせるべし。後はディダーロを囲んでザコ掃除。
非情とか言っていられない、稼げる時に稼いでおくのだ。ストーリー上の敵が落とすアイテムには転職証など、貴重なものが多い。倒せるだけ倒せ、今後のために。
ブリガンテス城内では、デニムとブライアム翁を代表とした会談が行われた。ブライアム翁はここにいる者達はバルバトスの独裁に反対し、捕縛投獄された者達ばかりだと説明し、助命を乞うた。兵士達の武装解除と投降も既に行われている。戦場でディダーロの誇り高さを知っていたデニムに否やはない。……否定する事も出来るけど。
問題はそれで忠誠がどう動くかだが、これは問題なかった。ガルガスタンの反体制派と合流したからと言って気分を悪くするような狭量なユニットはいなかったようだ。
そして、初のドラグーン、ジュヌーン氏が騎士団に仲間入り! ジュヌーンさんジュヌーンさん、ヴァイスの次に気になるロウルートの人。……でもLv.1かよ! 仕方ないけど。システム上仕方ないけど。フランパ大森林に戻って鍛え上げるしかないのか……。
さてジュヌーンさんをどうしようか。デフォルト武器は槍なんだけど、無謀だよね? 敵に近づけない。……ジュヌーンさん、ボウガン持ってみない? 今うち弓ばっかでボウガンの人いなくて、余ってるんだ。それにクラス上大型の敵を相手にする事が多いだろうし、その時遠距離攻撃出来た方がいいよね?
で、ジュヌーンさんにボウガン持たせて戻ってきたものの、何故か経験値が雀の涙しか入らなく……これじゃ全然育たないじゃない! 理由はわからないけども、もうフランパ大森林では稼げないようだ。足手まといを連れていたのではつらい難易度になってきたし。敵のスリープやチャームが痛すぎる。
仕方ない、そのまま先に進もう。ストーリー戦闘なら出撃ユニット数も多いし、何よりそんなに敵のレベルが高くない。そして経験値はいっぱい入る。……レベル上がりすぎな人達を置いて、レベルの低い人を入れておくのも戦略のうちである。終盤で育てるのはつらい以上、早めに入れておいた方がいい。
バハンナ高原
愚痴っぽいニンジャがリーダー。相変わらず楽勝である。鬼のような威力のバルダーボウ+1達……後ろでジュヌーンさんが隠されたアイテムを探している事など、誰にも気付かれない。何も見付からなかったけど。
ニンジャは影縫いの術でこちらの動きを止めてくるが、制限されるのは移動だけ。しかも、既にリーダーニンジャを取り囲んでいる。移動出来なくなっても何の問題もない、と言うかお前を移動させないために囲んでるんだが。
その移動させないのも、後衛を守るためじゃなくて、出たアイテムの上でうっかり待機されないためだしな……ああ、申し訳ない。
ブリガンテス城が危機にあるという報せは、コリタニ城へは届いていなかった。騎士ディダーロが止めていたのである。コリタニ公をもないがしろにするバルバトス枢機卿を、デニム達が討ってくれる事に望みを掛けて……。
いてもたってもいられず、ブリガンテス城に駆け戻るが、何も起きなかった。そうですよね。せめてもの思いでウォーレン・レポートを見ると、騎士ディダーロの項目に追加があった。そしてブライアム翁にも……彼はブリガンテス陥落の責任を取り、自害していた。そ、そんな……何という誇り高い父子なのだろう。その誇りが命を縮める時、それは賞讃されるべきものなのだろうか。
ここで悲しみにくれてはいられない。先へ進まなければ。
レイゼン街道
難マップである。必要なものはイクソシズムを習得したクレリック2名。それを中列両端に配置する事。そして戦闘開始直後にMP回復アイテムを使い、全速で仮死状態になっている敵アンデッドへ向かう事。
イクソシズムが間に合わなかった場合、実際はどうなるかわからないが、どちらもドラゴンユニットである。相当の苦戦が予想されるし、復活されてもいい事は何もない。ならばさっさとイクソシズムしてアイテムをもらった方がお得だ。
ただし、クレリックの単独行は非常に危険。マップ左側ならまだいいが、右側は敵がもりもり進軍してくる。クレリックの中でもHPや防御力の高いユニットを選び、カノープスやグリフォンを護衛につけるべきだろう。もちろん、他のユニットも全速前進だ。
マップ右側には、高い足場がある。弓使い達の足場に最適だが敵も登ってくるので、近付いてきた敵から排除した方がいいだろう。
ここで『魔術士の証』が手に入った。わかりにくいが、ウィザードではなくウォーロックへの転職証である。何にも情報がないから削除されたと思ってた。どうしよっかなー今いるウィザードを転職させようかな。だって外見はヒゲジジイのウィザードの方が好みだしっ。
下級のクラスでもいい所があるのがこのゲームなのだが、今はどうなんだろうな……最近は説得でちょぼちょぼとユニットを増やしているので、1人くらいいてもいいかも知れないぞ。うん、全てのクラスを1人ずつはほしいよなぁ。
『魔術士の証』も3枚あるし、1枚くらい使っちゃってもいいんじゃない? という事で、説得で仲間になったウィザードのデルタをウォーロックに! どうせスキル覚えるために出撃させなきゃいけないし。でもウィザードはもう現時点ではほぼレベル上がりきってるし。ならYOUウォーロックで再出発しちゃいなよ。
という事はー、ジュヌーンさんのレベル上げも含めてー、またしばらく戦闘ですね。うーん、クレリックはこれ以上レベル上げたくないんだけど……何かいい方法はないかなぁ。アンデッドをあきらめ、回復はアイテムとルーンフェンサー、ナイトが頑張るしか……。
しばらくマドュラ氷原やバハンナ高原を行き来してレベルを……上がらないっ。きついなー。その代わり、大量のフラッドドラゴンとフロストドラゴンを捕獲した。もちろん、2頭残して忠誠の低い方からオークション。最近敵がお金を落とさなくなったので、自力で稼がなければ。捕まえて売る、うちのデニムは猟師か。そう言えばアーチャーだし。
ウォーロックなどレベルの低いクラスを3種ぐらい入れてレベル上げをしていたのだが、7あたりからあんまり上がらなくなってしまった。さらに、クレリックを入れていない時にアンデッドが出て来ると困る……大人しく先に進んでおけという事か……コリタニ城へ向かおう。
コリタニ城城門前
敵を掃討して稼ぎたかったのだが、もりもり増援がやってくる上、状態異常が痛いので突出してきた敵リーダーを袋叩きにして終わる事に。貴重なアイテムを取りこぼしていないか心配だが……。
セオリー通り、行きにくい所にカノープスとグリフォンを配置。足手まといが3〜4人いても何とかなった。
コリタニ城城内
ジュヌーンさんを入れていると敵リーダーと会話イベント。……古い本と食い違ってきているんだけど、変更されただけなのか自分がポカをしたのかわからない……この後仲間になる人にも関わってくるので不安が募る。情報なしの一周目は色々失敗するものと最初から覚悟はしていたが、またやり直しとなるとつらいな……。
中央通路の左右は深い段差になっており、一旦降りたら飛行系やニンジャでないと登れない。何故か敵リーダーがすとんと降りてくれたので、唯一段差が小さくなっている所をナイトのランパートシャドウでドン。うろうろするだけのリーダーを放置して悠々と掃討。あーうまかった。
追い詰められたバルバトス枢機卿は自害。少数派の弾圧や粛正を繰り返してきた男の事、投降したとしても裁判の後の処刑は免れなかっただろう。一方、デニム達がコリタニ城へ向かうための時間を稼いでいたヴァイスは、武運つたなく敵の捕虜となっていた。拷問の場へ報せが入る。コリタニが落ちた、と。
報せを受けた枢機卿派の残党はアルモリカ城を占拠。デニム達も引き返す事となる。ヴァイス、無事でいてくれ。まさかうろうろレベル上げと合成を繰り返した所為で死んだりしないよな……?
ボルドュー湖畔
屍術師の敵リーダーがひたすらサモンダークネス。鬱陶しい! しかも湿地で足場が悪く、命中率が下がる。なるべく乾いた所を選んで陣取り、矢で射るのが良さそうだ。
デニムやカノープスの腕力なら、2回の攻撃で敵を1体倒せる。ブラックダウンなら一撃。そろそろライザちゃんの攻撃力が頼りなくなってきたな……。
タインマウスの丘
魔獣使いガンプ再び。ガンプのHPを減らせば終了となる。大型魔獣を倒すたびにガンプのHPが回復、同時にこちらに状態異常を付与してくる。近接攻撃命中低下だったから何の問題もなかったけど。弓しか使ってないし。
そろそろ、ジュヌーンさんのビーストキラーがいい感じに。ボウガンは近距離には攻撃出来ないので、近寄られた時のために剣も装備しておくといいかも。
忘れかけていた事に、ふと光が当たる。その頃港町ゴリアテでは、ひとり故郷に戻ったカチュアに近付く人影があった。そして暗黒騎士団に壊滅させられたヴァレリア解放戦線。システィーナを助ける事が出来なかったので、彼等との接点はないままだ。
アルモリカ城城門前
またしても敵の援軍が鬱陶しい。アイテムは惜しいが、さっさとリーダーを倒してしまうしかないか……こんな事ではいずれじり貧。本腰入れてオークションするしかないのか。
戦闘自体は、敵リーダーが術師であるにもかかわらずガンガン前線に出て来てくれるので、狙い撃ちにすればあっと言う間。
アルモリカ城城内
ガルガスタンの将軍、ザエボスが敵リーダーとなる。嫌なやつだとは聞いていたけど、本当にいけすかない野郎だな……顔からしてもう、受け付けない。駄目、無理、ない。
やはり、右側の高台をカノープスとグリフォンが占める事が第一。後はザエボスを囲んでザコ掃除。ランパートシャドウを覚えて障害物の設置が出来るようになってからは、囲むのが楽になった。ルーンフェンサーのバリケードでもOK。問題は、やりすぎると自分達も通れなくなる事かな……そんな時は、攻撃すれば壊せる。
アルモリカ城奪還は成った。ヴァイスとそして、解放されたゼノビアの騎士達との再会。しかし聖騎士ランスロットは行方がわからず、占星術師ウォーレンは意識不明の重体。
ここでヴァイス、ミルディン、ギルダスの3名が正式に仲間入り。ヴァイスーっ! 忠誠低っ! いや、出奔するようなレベルじゃないけど。一旦失った信頼を取り戻すのは大変ですね。
そして何よりも、ヴァイスはLv.1、ミルディンとギルダスはLv.3だという事ですよ……ど、どうしろと言うのだ。試しにフランパ大森林へ行ってみたものの、グリフォンに狙い撃ちにされヴァイスあっさり敗走。
今、低レベルのクラスがフラッド&フロストドラゴン、ニンジャ、ウォーロックあたりなのだが、それでもLv.7ぐらいだもの。敵のレベルはこちらのアタックメンバーの最高レベルと同じになるので、Lv.1でLv.7に立ち向かう羽目に……無理だな。
教訓。レベルは下から上げろ。レベルの低いクラスを1つ入れておいて、それが6人溜まったらフリーバトルに突っ込もう。ウォーロックになる前に一旦クレリックになって、神聖魔法を取得させておくんだった……急ぎすぎたな。転職証あと2枚しかないのに。
ガルガスタン王国は消滅した。双竜騎士団の次なる標的は、元々はヴァレリア王国の首都であり、今はバクラム・ヴァレリア国の首都となっているハイム。ここを攻略する足がかりとして古都ライムを奇襲するため、デニム達は火山を突っ切る事になった。
えっ、ちょっ、マジで火山? 最近戦闘きつくなってきたんだよなぁ……敵のレベルがこっちに追いついてきたと言うか。出来ればつらい所には行きたくないけど……あんまり第3章が長引かない事を祈ろう。
ウェオブリ火山
敵はドラゴンとアンデッド、ゴブリンが主体。このマップも増援ありだが、追加されるのは打たれ弱いユニットばかりなので問題ない。
問題は攻撃力も防御力も非常に高いドラゴン達。出来れば口説き落としたい所だが、マップの行き来が難しく、そうも行かない。と言うか、うっかり調教・ドラゴン系をセットしておくのを忘れた。倒すにしても、ドラグーンを育てていないとつらいだろう。
溶岩流でマップが分断されているので、ジュヌーンさんにボウガンを持たせていて助かった。流石にドラゴン相手ともなると、カノープスが高台にいてもつらい。その代わりと言っては何だが、アンデッドはかなり打たれ弱く、一撃で倒せる。あまりイクソシズムにこだわらなくとも良さそうだ。
勢力を拡大する双竜騎士団に焦りを覚えたのか、摂政ブランタがアルモリカへ兵を進めよと暗黒騎士に迫っている。しかし暗黒騎士バールゼフォンは未だ待てと言うばかり。
こちらにも考えがある、まだ待ってくれというのをあっさりと信じてしまう摂政ブランタ。ロンウェー公爵もだが、彼等は疑うという事を知らないのか。都合のいい事だけを信じて、よくもここまで上り詰められたものだ。多分に偶然が作用していたのだろう。
古都ライム
盲目の剣士がバクラム軍に追われている。居合わせた暗黒騎士は生かして捕らえたいようだが、たった一人ではバクラム兵全員を抑える事など出来ない。ましてや、剣士の方は問答無用でバクラム兵に斬りかかって行くのだから、仕方のない事だろう。
まず、デニムの初期位置をカノープス&グリフォンと替える事。アイテムで援護も出来るカノープスがベストだ。運が悪いと剣士は袋叩きに遭ってしまう。敵の目を逸らすために、なるべく早く飛行部隊を突っ込ませたい。
敵リーダーは暗黒騎士オズマ。水の中に入る事が出来るので、そこから水魔法を使われると凄まじいダメージを受ける。なるべく陸上で戦いたい。アイテムスリングを持たせていたヴァイスを突出させすぎて、うっかり戦闘不能に……カウント消える前にオズマを倒せたので、ライフは減らなかった。良かった。ごめんよヴァイス。
剣士はハボリムと名乗り、暗黒騎士と同じローディス人だが暗黒騎士団には恨みがあるので、彼等と敵対しているデニム達と共闘すべくヴァレリア島へやって来たのだ。詳しい事情は話せるようになるまで待ってほしいと言うのだが……もちろん、こちらに否やはないヒゲっ、素敵な白いおヒゲ!。
古都ライムを落とせば、暗黒騎士団の居城となっているフィダック城はもうすぐだ。ここでは当然、暗黒騎士との戦いも予想される……ジュヌーンさんは足手まといを脱しつつあるからいいものの、ホワイトナイトのミルディン&ギルダスはちとつらいな。今回は留守番してもらおう。その代わりの育成枠には入ったばかりのハボリムを。
フィダック城南
城攻めの常として増援あり。もう嫌だ……リーダーはウィッチだからさっさと集中攻撃しちゃえばいいよ。アイテムが手に入らないのでかなり投げやり。そろそろ投げ槍を使ってもいいかもね。
城内で、暗黒騎士オズマとバールゼフォンが言い争っている。話題は剣士ハボリムだ。この2人はどちらもハボリムを見知っているようだ……そして、バールゼフォンはハボリムは死んだと、オズマは見間違えたのだと説き伏せる。
それでもオズマは納得出来ないのだが、双竜騎士団がやって来たとの報が入り、バールゼフォンはオズマに暗黒騎士ランスロットを護衛して脱出するようにと命令する。オズマは命令なら仕方がない、と引き下がった。
城門は破られた。デニム達が踏み込むが、城内に人影はない……いや、今し方誰かが現れた。カチュアだ。彼女はデニムに会いたかった、と言いながら剣を向ける。何というヤンデレ。ヤンデレは九十年代から存在していたのだ。
カチュアは暗黒騎士ランスロットと共に去った。後に残ったのは、バールゼフォンと、オズマの弟であるオズ。
フィダック城城内
デニムとオズが近い位置に配置されている。オズの背後には暗黒騎士団の平団員であるテンプルナイトがずらりと並んでいるので一瞬ビビるが、中には打たれ弱いユニットも混ざっている。ヒールを使ってくるユニットもいるので、倒せそうな所からとにかく頭数を減らす。
階段の下からゴーレムが来るが、攻撃魔法を多めにしていないと倒すにはかなり時間がかかる。ここはペトロクラウドを使う事でクリア。しばらくは動きを止められるし、補助魔法なら味方の後ろから使う事も出来る。
オズとバールゼフォンは必殺技も使うので、周囲の掃除が終わるまでは下手に手を出さない方がいい。TPを溜めてしまうし、周りにすぐ回復されるのがオチ。オズの攻撃力は意外と大した事がないので、デニム1人でも囲まれなければ何とかなるだろう。
オズのHPが減ると撤退したいような事を言うのだが、デニムの挑発で残る。オズはこのまま撃破となり、残ったバールゼフォンとの戦闘が続行されるのだが、先にバールゼフォンのHPをなくすと展開が違うかも知れない……。
20101117,